白糠町では、子どもたちの心と世界を広げる特色ある教育に取り組んでいます。音楽による情操教育では、歌う・聴く・演奏する体験を通して「きれい」「楽しい」と感じる心を育み、豊かな感性や思いやりを養っています。また、スポーツ国際交流では海外の指導者から世界水準の技術や文化に触れ、競技力の向上だけでなく国際感覚も身につける機会を提供。音楽とスポーツの両面から、子どもたちの未来を力強く支える教育を推進しています。
情操教育とは音楽を通して「きれい」「楽しい」「心地よい」と感じる心を育てることです。歌う、聴く、リズムにふれる、演奏するといった体験を重ねる中で、豊かな感性や想像力、表現する力が養われます。また、自分らしさに気づくだけでなく、さまざまな音や表現にふれることで、多様性を受け入れる心や相手を思いやる気持ちも育まれていきます。
「教育」をまちづくりの柱とし、2022年から音楽による情操教育を進めています。歌唱専門家とピアニストの2名が、町内の主に小学校で授業をサポート。授業冒頭の5分間の情操教育やリズム遊び、クラシック演奏の鑑賞など、子どもたちが自然に音に親しみ、心を表現できる環境づくりを行っています。曲の雰囲気を天気や海に例えるなど、子どもに寄り添った伝え方も工夫。学年が上がると、自分や友達の声の良さを見つけたり、場面に合う声を考えたりと、音楽を通して心の動きや個性を表現する力を育んでいます。
子どもたちは音が生まれる瞬間の緊張感や、一音が響くときの空気の変化を敏感に感じ取ります。音楽はその“感じる力”を自然に育ててくれる存在です。また、声や音がそろう心地よさは一体感を生み、学級の雰囲気づくりにも良い影響を与えます。呼吸がそろうことで親近感が生まれるように、音楽は子どもたち同士のつながりを深めるコミュニケーションの力にもなっています。
スポーツ国際交流とは、海外のトップ選手や指導者を招き、競技技術だけでなく文化や価値観も共有しながら地域のスポーツ振興を図る取り組みです。多様な指導法や世界水準のトレーニングを体験できるだけでなく、言葉や国境を越えて交流することで、子どもたちの視野や自信も大きく広がります。競技力の向上に加え、国際理解を育む役割も持つ、地域にとって大きな可能性を生む活動です。
白糠町では「バドミントンの町」を掲げ、町技としての振興を進めています。その中心となるのが、インドネシア出身のスポーツ国際交流員によるプロレベルの指導体制です。初心者にはフットワークなど基礎を楽しむメニューを、選手には技術・体力・メンタル・試合運びまでを網羅した本格的な強化プログラムを実施。食事などライフスタイルまで支える指導で、町全体の競技力向上とスター選手の育成を目指しています。トップ選手を目指す方は、ぜひ白糠町へ。
東南アジアの中でも、バドミントン強国として長年トップに立ち続けているのがインドネシア。経済成長が進む中でスポーツを楽しむ文化が広がり、市民に最も親しまれている競技の一つがバドミントンです。1992年バルセロナ五輪では男子シングルスで金・銀・銅を独占するなど世界的な実績も豊富で、これまで多くのメダルを獲得しています。そのため優秀な選手が世界各地で指導者として活躍し、国際的な競技力向上にも貢献しています。
インドネシア出身のスポーツ国際交流員2名が、白糠町の子どもたちにバドミントンを指導。明るい交流を通じて、地域に新しい国際の風を届けています。
ヘンドロ・ブディ・スラハマンさん
1991年生まれ。
ダブルスで数々の成績を残す。大学はスポーツ学士課程卒。
エクササイズプログラムやトレーニング、運動に関する知識の指導を行う。
マデ・チャンドラ・ベラタさん
1967年生まれ。
父の指導で小学生の時、バドミントンを始める。選手として活躍しながら、数々のナショナルチームのヘッドコーチも務めるなど、豊富な経験を持つ。