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田中 詠悟さん

白糠町だからこそできた理想の農業のカタチ

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白糠町だからこそできた理想の農業のカタチ

町民の声

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田中 詠悟さん

札幌市生まれ。札幌創成高等学校を卒業後、旧ESPギタークラフト・アカデミー仙台校へ進学。卒業後は旭川市の製菓企業へ就職。退職して農業の派遣アルバイトを始め、南幌町の有機栽培を行う農家で研修を受ける。2022年3月白糠町へ移住。

有機栽培の大豆で新規就農にチャレンジ

庶路川を超えた陸橋を渡り、道東道の庶路ICを超えてさらに北上すると、右手の畑に草がかたまりになっていくつか積み上げられています。牧草ロールと趣の異なるかたまりは、収穫した豆を乾燥させる「仁王積み」と呼ばれるもの。ここでは無農薬で大豆を栽培しています。
手がけているのは、田中詠悟さん。札幌市生まれで、南幌町の有機栽培農家さんに感銘を受けて農業を始めました。それまでは農業に関わることなく、旭川市で製菓企業に勤めていたそうです。

有機栽培の大豆で新規就農にチャレンジ

自ら、食として健全な有機栽培に挑戦したい

製菓企業退職後、農業系のアルバイトで、ある有機農家へ行くことになった田中さん。「全て有機栽培の農家で、食べ物が人の健康を害してはならないという理念に共感を覚え、自分でやってみたくなりました」。田中さんはその農家で研修を受けたものの、調べるうち独立は狭き門だと知ります。「南幌町で就農したくとも農地がなく、就農するにもエリア内研修が必要など、条件が厳しい。その頃、業業フェアで白糠町を知りました」。田中さんは、白糠町からトラクターなど農業用機械の半額助成を受けています。「白糠町は就農に伴うエリアない研修を受けるか、またはすぐに就農するかを選べるなど、自由度が高いんです。また、農地もあります」。

自ら、食として健全な有機栽培に挑戦したい

計画通りではない、だからこそ面白い農業

田中さんが耕作しているのは、3・4丁で、一般的な野球グラウンド程度の大きさ。できあがったダイスは関西の卸業者に一任し、2022年の収穫分は豆腐になるそう。それでも当初4トンを見込んでいた収穫量は、2トンを切る結果になりました。「農地は元々牧草地で、たくさん雑草のかたまりがあり、大豆の育成を邪魔しました。しかし、今年耕したことで、来年は解消すると思います。予想外は、山鳩に発芽した芽を食べられてしまったことです」。田中さんの農地の東側には庶路川が流れ、小高い山際が広がります。景観が好きでこの土地を選んだものの山側はほとんどが食べられてしまったそう。来年は発芽の仕方に働きかけて食べられにくい工夫を施します。

白糠は新規就農にやさしい場所

来年は大豆を現在の1種類から3種類に増やし、イモなども育てるほか、土の中の養分が偏るために輪作も挑戦予定。
田中さんは「上庶路エリアは夏も暖かく、米以外の農作物はある程度何でも育てやすい環境です。特に大豆は初期投資が少なくて育てやすい」と話します。現在使っているトラクターやカルチベータという除草する機械などは、白糠町の助成金で用意しました。
「白糠町は新規就農に力を入れていると感じます。積極的なサポート体制ゆえの自由度。その上で全国トップクラスの助成金ですから、その姿勢が新規就農者としての安心感につながっています」。

白糠は新規就農にやさしい場所

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